Creepy Nuts(R指定,DJ松永) 【Bad Orangez】MusicVideo Meets SkateBoarder Yuro Nagahara(永原悠路)
先日公開された、ヒップホップユニット（CreepyNuts）のMVが話題を呼んでいる。
スケートボードパークでキックプッシュのフッテージからから始まるこのMV。出演しているのはSkateBoarderの永原悠路である。
MC（R指定）がラップにボディーランゲージを織り交ぜ、DJ（DJ松永）がバイナルを部屋でをセレクト、それぞれのライフスタイルが別の場所だが同時に進行する様子が冒頭から垣間見える、スケートボードのスタイルがふんだんに取りれられナチュラルテイストがどこか懐かしいクラシックな仕上がりになっている。まだ目にしていない方は是非この機会に。
【Creepy Nuts】 https://creepynuts.com/biography/ より引用 日本三連覇のラッパー「R-指定」と、世界一のDJ「DJ 松永」による、HIP HOPユニット。 2017年Sony Musicよりメジャーデビューし、2020年8月に最新作「かつて天才だった俺たちへ」をリリース。 同年11月には武道館2Daysを開催し、チケットは即完売となった。 また、音楽のみならずCMやバラエティ、ドラマ、ラジオに執筆業など、多方面に活動の幅を広げている。 ニッポン放送「Creepy Nutsのオールナイトニッポン0(ZERO)」、テレビ朝日「イグナッツ!!」にレギュラー出演中。 2021年9月1日New Album「Case」をリリース。 R-指定 大阪府堺市出身のラッパー。中１で日本語ラップと出会い、中２からリリックを書き始める。高２で足を踏み入れた梅田サイファーの影響でバトルやライブ活動を開始する。日本最高峰のMCバトルULTIMATE MC BATTLE（以下UMB）大阪大会にて５連覇を成し遂げ、２０１２年、２０１３年、２０１４年の全国大会UMB GRAND CHAMPIONSHIPで優勝し全国３連覇を成し遂げる。そして２０１４年、自身初となる１stアルバム【セカンドオピニオン】をリリースする。MCバトルの戦歴からは想像できないほど内向的で卑屈、HIP-HOPとはあまりにもかけ離れたバックボーンとパーソナリティー故に生まれた強烈な劣等感を創作/表現活動の源としている。 曲では幅広いトピックを扱い、独自の切り口から様々なアプローチを見せる。誰もが持つ負の感情を時には武器に、時には笑いに、時には哀愁にも変えてしまう多彩な歌詞世界が特徴。DJ、トラックメイカー、ダンサーと様々な顔を持つ器用な同業者が多い中、ラップという表現一つで無数の表情を見せることができる希有な存在である。 DJ 松永 1990年8月23日生まれ。新潟県長岡市出身。 DJ、Track Maker、Turntablist。ラッパー・R-指定と「Creepy Nuts」を結成。イギリス・ロンドンで行われた世界最大規模のDJ大会「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」で優勝し、世界一のDJに。東京オリンピック閉会式に出演。テレビやラジオに数多く出演し、文藝春秋「文學界」にて連載を持つなど、幅広く活動中。
スケートボードとヒップホップ
スケートボードとヒップホップにはカルチャーシーンの一翼を担ってきた親和性がある。
Girl Skateboards に所属時の【Paul Rodriguez】も参加した、名作（YeahRight！）彼のパートではレコードジャケットのサンプリングネタでも使用されることの多い【Nas】の（GetDown）と（MadeYouLook）が使用されている。
ちょっと話は逸れるが92年にリリースされたスケートボードブランド（PlanB）の名作PV（Questionable）の中で【マイクキャロル】が【BeastieBoys】のこちらも名作アルバム（CheckYourHead）に収録されている3曲を無断で使用、アルバムはこの２週間後に発表されるなんてニアミスが起き世間を騒がしたことがある。
ちなみにこの件は【BeastieBoys】の【MCA】がスケーターだったこともあり無断使用された楽曲（TimeForLivin）のPVで（Questionable）のフッテージを多数使用し、互いにリスペクトを形にした結果が今でもそのPVで目にすることができる。こちらも必見。
SkateBoarder Yuro Nagahara : 永原悠路
【Yuro Nagahara : 永原悠路】彼をご存知だろうか？
TOKYO2020スケートボードパークスタイル男子日本代表候補、そしてPARIS2024の同代表候補である。このMV中に黄色いパーカーを着こなし冒頭からスタイリッシュなエアーを決め足跡を残している。昨年した大怪我を乗り越え、【CreepyNuts】のPVに参加している姿を見ると安心した事も記憶に新しい。
SanFrancisco西海岸のブランド【H-STREET】からシグネイチャーモデルのデッキがリリースされ【NIKE SB】からサポートをされている彼を起用することは次世代の息吹を感じると共にヒップホップ×スケートボードの日本におけるカルチャーシーンの新たな扉が開かれたと言ってもいいのではないだろうか？
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