【ラベル鮮やか味わいしっかり】「白馬錦」世界的に名高いウインターリゾートの地で長年愛され続けられる地酒
白馬錦の定番である普通酒がデザインリニューアル。白黒ラベル”極辛口”と”極旨口”
世界的に名高いウインターリゾート地であるHAKUBA VALLEYの中のひとつ、長野県大町市にて長年醸され愛され続けている地酒「白馬錦」をご存知でしょうか。道の駅 白馬に立ち寄った際にラベルに描かれるマークのかっこよさに惹かれて購入してしまいました。
このお酒が醸されている大町市は、北アルプスの山々がそびえ、麓には仁科三湖と呼ばれる3つの湖、市内各地に温泉街が広がっています。また、富山県の立山にある有名な観光地”黒部ダム”への長野県側の入口にもなっているのです。
北アルプスから流れる清らかな水は、良質なお米を育てます。それは良質なお酒が醸されることにつながるのです。
今回ご紹介するのは、HAKUBA VALLEYのエリアで広く流通されていてお土産としても手に取りやすい銘柄の”極辛口 黒ラベル”と”極旨口 白ラベル”です。
(公式インスタグラムから引用)
白馬錦の新しいシンボルマーク 『山と、水と、ともに生きる。』というコーポレートメッセージをそのまま形にしました。
上部の3つの山型が白馬三山、下部のラインは山を映す水と「甘、酸、辛、苦、渋」の酒の五味を表現しています。加えてそこに白馬錦というブランドを想起させるシンボリックなデザインを組み合わせることで、調和と美しさを求めることにしました。
黒。極辛口の白馬錦
分類:普通酒
原料米:信濃大町産美山錦・トドロキワセ
精米歩合:70%
アルコール度数:14.9%
日本酒度:+12
白馬錦の定番酒を愛飲されている方々からの「白馬錦の辛口が飲みたい」という声に応えて醸されたお酒が”極辛口 黒ラベル”です。辛口の普通酒という部類になります。
味わいがまとまっており飲みやすい白馬錦では珍しい超辛口のお酒は、地元農家との契約栽培米を使用した信濃大町産100%の米と水で作られています。
白馬錦ではめずらしい超辛口のお酒は、地元農家との契約栽培米を使用した信濃大町産100%の米と水で作られています。後述していますが、原材料の酒米の特性から白馬錦は旨口のお酒を作りやすいのですが、”超辛口”のお酒においてもすっきりとした辛口の中にしっかりとした米のうま味の広がりを感じられます。後味のキレがとても良く、白馬錦だからこそ醸すことのできた“辛口”のお酒となっています。キリリと冷やすと塩味にとても合う味わい、お燗にしても美味しくいただけますよ。温まると美山錦のふくよかな香りを纏い、極辛口のキレの奥に白馬錦の味をどっしりと感じることができます。
黒・白ともに使われている酒米「トドロキワセ」は、長野県及び新潟県で栽培されている酒米の品種。元々は飯米として栽培されていましたが、酒造りにおいての掛け米として酒造用酒米として栽培されることが主になった品種。稲作に適した環境で作られたトドロキワセを使用した酒は、キリッとすっきりした味わいの中に香りが楽しめるお酒になるようです。
白。極旨口の白馬錦
分類:普通酒
原料米:信濃大町産美山錦・トドロキワセ
精米歩合:70%
アルコール度数:14.9%
日本酒度:+1
分類:普通酒
原料米:信濃大町産美山錦・トドロキワセ
精米歩合:70%
アルコール度数:14.9%
日本酒度:+1
白馬錦の歴史とともに多くの方々に幅広く愛飲されている定番酒。旨口の普通酒という部類になります。
“極辛口 黒ラベル”と同様に地元農家との契約栽培米を使用した信濃大町産100%の米と水で作られています。北アルプスの雪解け水を想像させる旨口のお酒は甘からず、辛からず、さらっと呑みやすいが味がしっかりしている。知らず知らずのうちにどんどんと呑み続けてしまう、落ち着いたまとまりのある風味が魅力のお酒です。
“極旨口 白ラベル”の味わいは、極辛口以上にふくよかで冷やすと濃い味付けの料理やおつまみに合い、温めると酒米の香りと白馬錦の味を十二分に感じることができます。
醸造元紹介 株式会社薄井商店
明治39年創業。北アルプスの麓、標高700m余りに位置する大町市にて1世紀以上続く酒蔵です。
信濃大町の契約栽培米と北アルプスから流れる清らかな水を使い、恵まれた自然環境のもとで酒造りが続けられています。
名称:株式会社 薄井商店
所在地:長野県大町市大町2512-1
TEL:0261-22-0007
【おまけ】塩で呑む。お酒の製造工程で廃棄される部分を使ってお酒のオトモに。
SAKE SALT
酒と塩。大酒飲みの酒の肴は塩で十分。そんなことは大昔の言い回しに聞こえます。
山形県鶴岡市の土産物店にて出会った、日本酒を使った塩を紹介します。調べてみると酒田にある「さかたの塩」という企業が作っており、廃棄される酒粕やワインの澱などを再利用して塩への風味付けをしているようです。
ちなみに使われている日本酒は、山形では指折り数える銘柄である「楯野川」と「はくろすいしゅ」を用いた贅沢なつくり。
遊佐町吹浦に湧き出る鳥海山の伏流水を含む海水を汲み上げ、平釜で煮詰めて結晶化する直前に、地酒の酒粕や、地ワイン醸造の際に樽にたまる澱を加えることで香り高い風味に仕上がっています。
オンラインショップの説明文から引用
クリーム色の「酒かす塩」まろやかな味は魚料理に。
鮮やかな赤ワイン色の「ワイン塩」は見た目にも映え、やや酸味があり肉料理や天ぷらに。
Reduceという観点で捉えると、このような取り組みは素晴らしいことではないでしょうか。創意工夫することで廃棄するものがプラスに変わり、その地の特産品にもなり得るのです。
ぜひ、地産地消や新鮮なものを選ぶ一方で、そのような商品を探して選んでみてはいかがでしょうか。
くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。
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