新潟県と燕市がスケートボードパークの整備を決定!【2022年度当初予算概要】
2022年2月中旬、新潟県と燕市の2つの自治体から2022年度の当初予算(本予算)の概要及び内訳が発表された。その中には、新潟県と燕市が軸となり「スケートボードパーク」を整備するという項目が含まれており、スケートボードシーンの盛り上がりを感じさせる。
行政の予算は、年度(4月から翌年3月まで)で区切られて使われる。私たちが納めている税金が原資である。現時点(2022年2月)では何に対してそのお金を使うのかの割り振りが発表されたということになる。
行政が主体となって整備が進んでいくスケートボードパーク
身近なスポーツとして認識されてきた証
野球のキャッチボールやサッカーのパスなどと同様にスケートボードを乗る空間を整備するという流れは当たり前でなければならない。TOKYO2020での日本人選手の活躍も相まって、その流れに拍車がかかっていることは確かであり、とても良い流れになっているのではないだろうか。
生活の中にスポーツがあり、スケートボードやBMXなどのアーバンスポーツも親しまれる空間が整備されて身近なものになっていく流れが見えてきている。
新潟県の整備計画
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/303558.pdf
予定地:鳥屋野潟公園周辺 現駐車場スペース付近
新潟県 公園整備費
事業年度:令和4年度(1年間)
新たに、鳥屋野潟公園内の多目的運動広場の整備、スケートボードパークの新設を実施
https://www.pref.niigata.lg.jp/uploaded/attachment/303558.pdf
燕市の整備計画
https://www.city.tsubame.niigata.jp/material/files/group/5/2022yosangaiyo.pdf
予定地:スポーツランド燕 多目的広場内
新潟県燕市 教育委員会 社会教育課 スケートボード場整備事業
事業年度:令和4年度(1年間)
1.事業の背景・目的
東京2020オリンピックでの日本人の活躍によって、スケートボード競技が脚光を浴びたこともあり、安全に楽しくスケートボードができる場の整備を求める声が高まっています。市内の公園内にスケートボードを楽しむ場所はありますが、公園利用者や駐車車両に接触する危険性があることから、専用のスケートボード場を整備することで、安全に活動できる場所を確保します。
2.事業の内容
東京2020オリンピックでの日本人の活躍によって、スケートボード競技が脚光を浴びたこともあり、安全に楽しくスケートボードができる場の整備を求める声が高まっています。市内の公園内にスケートボードを楽しむ場所はありますが、公園利用者や駐車車両に接触する危険性があることから、専用のスケートボード場を整備することで、安全に活動できる場所を確保します。
ストリート系屋外スケートボード場(約1,000㎡)
①整備場所:スポーツランド燕の多目的広場(芝生広場)の一部を活用
②整備方法:・コンクリート舗装
・セクションの設置(予定:レール×3、ロンジランプ(ジャンプ台))、マニュアルパッド(段違いの平台)
・セーフティパイプの設置(区画パイプ)
ttps://www.city.tsubame.niigata.jp/material/files/group/5/2022yosangaiyo.pdf
行政と民間が並行して進めるスケートボードを取り巻く環境づくりを
nomad-ism.jp では2021年より、新潟市スケートボード普及協会の活動について記事として取り上げています。会長の富永氏(スケートボードショップ しながわ商店店長)を中心に、民間として新潟市のスケートボードシーンを作り上げて環境を整備していこうとしています。
文責:元村 優希
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