スケートボードゴールドメダリスト堀米雄斗氏によるNFTデジタルアートがリリース

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TOKYO2020オリンピック スケートボード競技のゴールドメダリストである堀米雄斗氏が先日、ファーストメタバースと銘打って自身初のNFTデジタルアートをリリースしました。スケートボードシーンに留まらず、現在知名度の高い彼のデジタルアートがこの先どのような方向に進んでいくのか期待が高まります。

NFTデジタルアートの持つ、新たな可能性。

“The Golden 22” Metaverse-Ready Unique NFT
Quantity: 1/1  Including: Unique NFT of Yuto Horigome “The Golden 22” Ready-made 3D Model Owner of this NFT has full digital rights Each subsequent sale of the ...

NFTデジタルアートはコンテンツクリエイターに新たな価値を生み出す機会を今まで以上に創出することが可能となり、それぞれがトークンを発行する事ができるという事実がその魅力を高めています。

2021年3月、Twitter社のCEOジャックドーシー氏がTwitterで初めてのツイートをNFT化したものを販売し、291万ドル(約3億1500万円)の値が付いたことは大きなニュースとなりました。それにより得た利益はその後、非営利団体Give Directlyに寄付されました。

また、音楽家の坂本龍一氏が自身も出演した映画「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」のメロディーを595音に分割し、その1音ずつをNFT化して発売したことも大きな話題となりました。さまざまな芸術分野において複製や改ざんが不可能なため、作者らの情報が正しく偽りがないことを証明できることから、デジタルアート作品の取引でも有用されると注目されています。

これによりNFTに対する認識は一気に高まり、様々な分野から参入の動きが2022年度の年明けから活発化しています。

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NFTの留意点はしっかり押さえておかなければならない

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、他に代替することが不可能なブロックチェーン上で発行されるトークン(デジタルマネー及び決済際に使用する認証デバイスそのもの)を指します。

NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現(位置付け)することに活用されています。 なお、NFTという言葉は直訳すると象徴という意味であり、幅広く活用されている手前、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意するべきだと認識を広げておきましょう。

現在、NFTについてはさまざまな情報が広がっていますが、大きく損をしたり詐欺まがいの犯罪などに巻き込まれたりするリスクもあります。みなさん自身で情報の取捨選択をするように心がけましょう。

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