茨城県笠間市、笠間芸術の森公園遊びの杜に新規オープンした、ムラサキスポーツプロデュースのスケートパークにて2021年12月12日(水)に【第4回 日本スケートボード選手権大会 Kasama City Cup】が開催されました。 この大会は2022年アジア競技大会派遣選手選考に伴い、2021年ワールドスケートジャパン強化指定選手選考を兼ねたポイント獲得の大会となっています。
FINAL RESULT
Women’s Street Style
1st 赤間 凛音(Rizu Akama)
2nd 西矢 椛(Momiji Nishiya)
3rd 伊藤 美優(Miyuu Ito)
4th 前田 日菜(Hina Maeda)
5th 吉沢 恋(Koko Yoshizawa)
6th 上村 葵(Aoi Uemura)
7th 中島 野々花(Nonoka Nakajima)
8th 藤澤 虹々可(Nanaka Fujisawa)
Men’s Street Style
1st 佐々木 来夢(Raimu Sasaki)
2nd 松本 浬璃(Kairi Matsumoto)
3rd 白井 空良(Sora Shirai)
4th 甲斐 穂澄(Hozumi Kai)
5th 根附 海龍(Kairi Netsuke)
6th 長井 太雅(Taiga Nagai)
7th 村上 涼夏(Ryoga Murakami)
8th 濱村 大征(Taisei Hamamura)
Women’s Park Style
1st 草木 ひなの(Hinano Kusaki)
2nd 小川 希花(Kihana Ogawa)
3rd 長谷川 瑞穂(Mizuho Hasegawa)
4th 溝手 優月(Yuzuki Mizote)
5th 菅原 琉衣(Rui Sugawara)
6th 千田 小陽(Koharu Chida)
7th 藤井 雪凛(Yurin Fujii)
8th 菅原 芽衣(Mei Sugawara)
Men’s Park Style
1st 笹岡 建介(Kensuke Sasaoka)
2nd 猪又 湊哉(Souya Inomata)
3rd 徳田 凱(Gai Tokuda)
4th 天野 太陽(Taiyou Amano)
5th 永原 悠路(Yuro Nagahara)
6th 中谷 太紀(Taiki Nagatani)
7th 山本 琢翔(Takuto Yamamoto)
8th 櫻井 一世(Issei Sakurai)
TOKY02020世代 ニューエイジ達の躍動
今大会、やはり目を見張るのは10代の出場者が殆どと言うことである。
10年、20年前からするとビックリするようなヒート表をマジマジと眺めたのが正直な感想。しかもそのレベルの高さはワールドクラスで活躍するライダー達に匹敵するスキルフルでスタイリッシュ且つ、繰り返しになりますがやはり若い!
第4回KasamaCityCup 1位のTOKYO2020日本代表選手 笹岡健介は22歳と最年長。経験の差を見せた形だがそれにしてもまだまだ活躍できる年代である。以前からコンテスト主体のスケートボードについての見解として10代がピークと言われてきた事実があるがそれは海外、特にアメリカやヨーロッパのスケートボードが根付いたシーンでの話しだった。
然し、この日本でも海を越えた世界との差が無くなったと言う事実がマスメディアをやSNSツールを通じてオーディエンスに新たな興奮や感動を与えたことは間違いない。これに触れ感無量の実感を得たオールドスクールなフリーキー達も多いはず。スケーボードカルチャーが若い世代に目標をくれる時代の幕が上がった事を今は喜びたい。
ワールドスケートボードジャパン(WSJ)選考基準について
ワールドスケートジャパン スケートボード 2022年強化指定選手選考基準と処遇
1.強化指定選手の選考方法
ワールドスケートジャパン(以下 WSJ)が定める 2022 年強化指定選手は・日本選手権上位 5 名(2021 年 12 月)
・日本 OPEN 上位 3 名(2022 年春を予定) ・上記対象の候補選手が強化指定選手登録を辞退しても繰上げは行わない ※世界情勢及び今後発表される国際連盟 World Skate(WSK)ルールの内容等により追加の協議が必要となる場合がある強化指定ランクは以下の 3 つに分かれる。
(1) 強化指定 S
①2021 年日本選手権 1 位の選手(2) 強化指定 A
①2021 年日本選手権 2 位、3 位 ②2022 年日本 OPEN 1 位、2 位(3) 強化指定 B
①2021 年日本選手権 4 位、5 位 ②2022 年日本 OPEN 3 位2.強化指定選手の期間について
・候補となった選手は期限内にワールドスケートジャパンの規程に同意し、競技者登録をもって強化指定選手となる。
・2022 年 12 月 31 日をもって 2022 年強化指定選手を終了とする。派遣期間も同じ。
・世界情勢により 2022 年内に次年度日本選手権が行われなかった場合は委員会会議にて協議し、今後の方針を 2022 年内に発表する。
3.強化指定選手のサポート内容
(1) 強化指定 S
l 国際大会派遣費用の100%サポート(WSJ派遣大会に限る) l WSJ国内外におけるWSJ強化合宿費用のサポート(2)強化指定 A
l 国際大会派遣費用の75%サポート(WSJ派遣大会に限る) l WSJ国内外におけるWSJ強化合宿費用のサポート(3)強化指定 B
l 国際大会派遣費用の50%サポート(WSJ派遣大会に限る) l WSJ国内外におけるWSJ強化合宿費用の50%サポート※国際大会派遣費用とは日本代表チームとして行動することを前提とし、出国空港からの往復航空券(エコノミークラス)・現地移動費・現地宿泊費・エントリー費・食費の補助を指す。 日本出発の派遣チームと同一行動ができない場合(海外から参加や事前現地入り・後日参加するなど)は 派遣チーム合流までの費用が自己負担となる。
4.WSJ 年間ランキング
日本選手権・日本 OPEN の合算ポイントが WSJ 年間ランキングとなり、ランキング順位により来年 度の日本選手権のシードが保証される。なお、繰上げは行わない。令和 3 年 11 月 10 日(WSJ公式HPより引用)
https://worldskatejapan.or.jp/skate_board/skate_board_competition/4th_Nihonsensyuken_kasama-city-cup/
コンテスト思考とストリートカルチャー
スケートボードはスポーツとしての枠を越えて様々なシーンとともに進んできた背景がある。
ファッション、カルチャー、フォトムービー、音楽…
特にこの10年近くはSNSアプリによって更に身近に生活と密着したコンテンツになっている側面もある実際にやってみるとスケートボードは楽しい。ちょっと自宅の庭で乗ってみることもできるし、最近ではパブリックなスケートボードパークが増えているので休日や仕事帰りに足を運ぶフリーキーも多い。要はライフスタイルとして定着している現実もある訳だ。最近ユーチューブで80歳を越えた方がスケートボードを始めて何ヶ月後かに再会、上達している!と言う動画を拝見した。
スケートパークをクルージングする姿を目にした時点で驚きと共に自然に笑顔にさせられた事もまたリアル、コンテストの結果を求め探求する日々からスケートボードを楽しみにライフスタイルを満喫するまで多くの出来事を体験させてくれるのもスケートボードの大きな魅力なのだろう。
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